かながわの景勝50選「江ノ島稚児ヶ淵」|海と富士山が織りなす感動の風景!

藤沢

江ノ島は、相模湾に浮かぶ小さな島ですが、絶景・歴史・グルメ・自然のすべてが楽しめる人気の観光地です。

湘南の小島ですが、橋が架かってるので気軽に島へ渡れます。

江ノ電・小田急・湘南モノレールとアクセスしやすいので、都心からの日帰り旅に最適です。

 

江ノ島の稚児ヶ淵(ちごがふち)は、江ノ島の南西に位置する海に面した美しい岩場の景勝地です。相模湾を一望できる絶景スポットとして知られており、晴れた日には富士山や伊豆半島を見渡すことができます。

非常に眺めの良いスポットであることから、かながわの景勝50選にも選定されてます。

今回はそんな江ノ島稚児ヶ淵を紹介します。

江ノ島の稚児ヶ淵とは?

稚児ヶ淵は、江ノ島にある人気スポットの一つです。

美しい景勝地であることから、かながわの景勝50選の一つです。

かながわの景勝50選は、1970年代に神奈川県の代表的な景勝地を選んだものです。

三渓園、稲村ヶ崎、城ヶ島、長者ヶ崎、披露山公園といった名だたる景勝地が入ってます。

 

稚児ヶ淵の魅力は、目の前に広がる相模湾の絶景です。

階段を下りて岩場に立てば、岩場に打ち寄せる波と太平洋のダイナミックな風景を味わえます。海風を浴びながら、のんびりと散歩するだけでもリフレッシュできます。

天気が良ければ富士山が見え、また、夕陽とのコラボレーションも最高です。江ノ島灯台(シーキャンドル)からの眺めとの対比も素晴らしいです。

スズキやクロダイが狙える釣りスポットとしても有名なので、早朝は釣竿を持った人の方が多くなります。

 

潮だまりでは、種類豊富な海の生き物が見れます。足元は滑りやすいので岩場に下りる時は注意が必要です。子供も波打ち際で磯遊びが楽しめる場所としてファミリーにもおすすめです。

 

富士山は、湿度の低い乾燥した、冬の天気が良い日に出会えます。

地名の由来と歴史

稚児ヶ淵の由来は、建長寺の修行僧・自休と相承院の稚児・白菊との恋物語からきています。

 

稚児ヶ淵は島の西端に位置し、大正12年(1923年)の関東大震災で1mほど隆起した波食台地です。この名称の由来は、建長寺の修行僧自休が、江ノ島へ百ヶ日参詣の帰り、相承院の稚児白菊と出会ったのが縁で恋におちいりました。しかし、その恋も実らず、ついには白菊はこの断崖から身を投げ、自休もそのあとを追ったという悲恋物語からおこっています。

ここから眺める富士山夕焼けの相模灘の美しさは、まさしく「かながわの景勝50選」のひとつに数えられるものです。

一方、単に波打ち際の地形的名称という話もあります。

 

鎌倉時代の修行僧・自休と美少年・白菊

  • 江の島弁財天に参詣した自休が、相承院の稚児・白菊を見かけて一目惚れする
  • 自休は恋心を押し殺すことができず、白菊に恋文を渡す
  • 白菊は「自分は仏に使える身。恋愛はできない。」と悩む。
  • 悩み続け、悲しみに耐えかねた白菊は、江ノ島の断崖から身を投げて命を絶った。
  • 白菊の死を知った自休も後を追う。
  • 江ノ島の断崖が「稚児ヶ淵」と呼ばれるようになった。

 

以後、白菊の純粋な魂を弁財天が慰めたという言い伝えがあります。

奥にある江の島岩屋は、自然にできた海食洞窟といわれてます。昔の修行場でもあり、歴史ロマンを感じられます。

 

稚児ヶ淵周辺の見どころ

  • 海に迫りだした絶景の岩場
  • 海の波の動きと夕焼けの美しいコラボ
  • 相模湾越しの富士山
  • 独特の形をした自然の力を感じる岩礁
  • カフェや飲食店で海を感じながらのひと時

江ノ島の名物と言えば、新鮮な生しらすを使った「生しらす丼」が有名です。1月から3月中旬は禁漁期間ですが、運が良ければぜひ味わいたい逸品です。江ノ島はスイーツやグルメも充実してます。

 

ファミリー・カップル向け情報

  • 小さい子連は岩場が滑るので注意
  • 岩場は歩きやすい靴で行く
  • 夕焼けはデートスポットに最適
  • 弁財天は恋愛のパワースポット

 

稚児ヶ淵に下りる階段の途中に碑があります。その近くにかながわの景勝50選の碑も建ってます。

途中の高台からの眺めもおすすめです。

アクセス

所在地 藤沢市江の島2丁目5-2

稚児ヶ淵は一番奥なので江島神社入口から結構歩きます。

 

まとめ

・江ノ島稚児ヶ淵は絶景の景勝地

・かながわの景勝50選に選定

・稚児ヶ淵の名前の由来は修行僧と美少年の悲恋物語

・岩場を歩けることもある(日による)

・稚児ヶ淵は夕景の絶景スポット

・都心からの日帰り旅行にもピッタリな癒しスポット

・家族連れ・カップルにおすすめ

・磯釣りの名所

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