横須賀中央駅から徒歩で行ける！絶景と平和の丘「中央公園（平和中央公園）」散策

友人と待ち合わせをするために、初めて横須賀中央駅で下車しました。横須賀中央駅は、京浜急行線という私鉄の駅です。

横須賀にはJR線の横須賀駅もありますが、駅前は横須賀中央駅の方が発展しています。三浦半島には京浜急行線とJR線が走ってますが、京浜急行線の方が本数が多いので、利用者も多いです。

横須賀中央駅周辺であれば、商業施設と飲食店が充実してますし、快速特急で品川まで行けるので、生活するのに便利です。全体として、横須賀中央駅周辺は利便性と独自性を兼ね備えたエリアですが、夜間の雰囲気（治安）や地形（坂多い）には多少の慣れが必要かもしれません。

待ち合わせ時刻よりもかなり早めに到着したので、横須賀中央駅から徒歩で15分～20分の「平和中央公園」を散策しました。

※公園を訪れた時は名前が中央公園でしたが、2021年4月に改称して平和中央公園になりました。写真は当時のものですが、公園の名称だけ訂正しました。

横須賀の中央公園（平和中央公園）

横須賀中央駅で下車して右手の坂（三崎街道）を上り、途中で左の脇道に入っていった先に旧中央公園（平和中央公園）があります。

公園は高台にあるので、公園内から東京湾を行き交う船や猿島が見渡せます。

公園に隣接して「自然人文博物館」と「文化会館」があります。  

平和中央公園へのアクセス

公園の隣にある文化会館に有料駐車場があります。

横須賀中央駅前から平和中央公園へ

横須賀中央駅前を出て、三崎街道を上町に向かって坂を上って歩くと商店街があります。

シャッターが閉まっている店舗も多く、寂しい印象を受ける商店街です。

横須賀中央駅周辺の海側はそこそこ活気がありますが、山側はシャッターを下ろした店舗が目立ちます。

公園の隣にある横須賀市文化会館です。

横須賀風物百選にもなっている「文化会館と周辺」です。横須賀風物百選に選ばれてる場所が話題になることは少ないです。夏島の明治憲法起草地や、走水神社、叶神社といったまともなのも入ってる一方で、つまらないものも多いです。  

 横須賀市文化会館の前にある「自由の女神」の像です。

中央公園（平和中央公園）

名前が平和中央公園に変わりましたが、写真が中央公園なので、ここでは中央公園で紹介しています。

中央公園は大通りを脇道に入って住宅地を進んで行くので、途中の道が少々分かりにくいです。途中の道も狭い道を進んで行きました。

横須賀市自然人文博物館側の中央公園入口です。

緑が豊富な公園です。

公園内の広場から見た核兵器廃絶・平和都市宣言を記念して建てられた碑です。

公園が高台にあるので眺めが良いです。

東京湾を行き交う船の姿や猿島も一望できます。

公園内には、他の公園と比べて多くの銅像が立っています

。

横須賀市の再建に尽力したといわれるデッカー司令官の像です。

岩野泡鳴の詩と文学碑です。

「田戸の海ぬし」はこの辺りを題材にした作品です。

戦没者慰霊塔です。

小さな子向けの遊具広場もあります。夕方も近いのに利用してる人があまりいません。

小栗上野介と栗本鋤雲の銅像が立ってました。

小栗上野介忠順像がリアルです。小栗上野介は後に日本の近代化の父と言われ、横須賀と縁が深い人物です。

「小栗忠順（1827～68）は幕臣。叙爵して豊後守といい、のち上野介と改める。万延元年（1860）遣米使節の一員として渡米。文久二年（1862）以後四度にわたり勘定奉行を務め、幕府最末期の財政再建に努力。この間、外国奉行、陸軍奉行、軍艦奉行を歴任。戊辰戦争では抗戦を主張、容れられず知行地の上州群馬郡田村（現倉渕村）に退き、のち政府軍に処刑された。

栗本鋤雲（1822～98）も幕臣。名は鯤、鋤雲（じょうん）は号。学問所頭取、軍艦奉行、外国奉行等を歴任、小栗忠順とともに親仏政策の推進者として知られ、幕権回復に努めた。のち慶応三年（1867）渡仏して大使として活躍、維新後は「報知新聞」等で健筆をふるい明治三十年死去した。

二人の功績で特筆すべきは横須賀製作所の建設である。多難な幕末期に一大英断をもって画策した小栗忠順を、盟友栗本鋤雲が砕身の努力をもってこれを助け、この大事業を成功させた。一寒漁村であった横須賀が製鉄所の創設によって開港の端緒がつくられ、現横須賀の市勢発展の礎が築かれもので、ともにその恩人として仰がれるゆえんである。」

おわりに

・横須賀の中央公園の名称が平和中央公園に変わった

・横須賀中央駅から徒歩１０分で行ける公園

・デッカー司令官、小栗上野介などの横須賀と縁のある人物の像がある

・平和中央公園からの眺めが良い