パークストーリーkanagawa| 神奈川の魅力と暮らしを深掘りする地域ガイドメディア

自転車で横浜から小田原城へ!鎌倉経由70キロの日帰りサイクリング記【前編】

自転車で横浜から小田原城へ!鎌倉経由70キロの日帰りサイクリング記【前編】

横浜から小田原まで自転車で行ってきました。

小田原城天守閣からの眺めが素晴らしいという話を聞き、今回のサイクリングの目的は、小田原城に行って天守から市街地や相模湾を眺めることです。

小田原へは横浜からの出発になりましたが、鎌倉の鶴岡八幡宮を経由したので片道だけで70キロになってしまいました。

長い時間サドルに座ってたおかげでお尻が痛くなってしまい、途中からだいぶペースは落ちましたが、早朝に出たおかげで何とか日帰りで戻って来れました。

 

【この記事から分かること】

  • 横浜から小田原城までママチャリで走った実際のルートと所要時間
  • 朝比奈峠や太平洋岸自転車道など、道中の見どころ・難所
  • 小田原城の歴史(大森氏の築城から現在の天守閣復興まで)

 

目次[閉じる]

小田原城の歴史

現在の小田原城は戦後に再建されたもので、建物内部は歴史的に価値のある資料が展示されています。

天守閣の最上階に上れば、小田原市街地や相模湾を一望することもできます。

 

小田原城は、神奈川を代表する城で、戦国時代は北条氏の居城でした。

 

上杉禅秀の乱の功により、1417年に小田原に領地を得た大森氏によって城が築かれました。

 

1501年に伊勢宗瑞(北条早雲)が大森氏から小田原城を奪い、息子の氏綱の頃に韮山から小田原城に居城を移します。

 

それ以降、小田原城は北条氏の関東支配の拠点として整備されていきました。

 

北条氏は、初代早雲、二代氏綱と着実に領土を広げ、三代目氏康の頃には戦国最強といわれた上杉謙信や武田信玄に攻められましたが、小田原城に籠城して撃退しています。

 

四代目氏政・五代目氏直の時代には、周囲9キロに及ぶ総構えを構築して、小田原城は日本最大の城郭となりました。

 

北条氏の滅亡後は、徳川氏の重臣大久保忠世が城主となります。

 

忠世没後は、嫡男の忠隣が城主となりましたが、大久保氏は改易されてしまいます。

 

大久保氏改易後は、稲葉正勝が城主となり、稲葉氏が城主の時代に小田原城は近世城郭として生まれ変わったといわれます。

 

1686年に再び大久保氏が小田原城主となり、そのまま大久保氏の支配は明治維新まで続きます。

 

明治維新を迎え、1870年(明治3)に小田原城は廃城となります。建物は解体され、売却されました。

 

現在ある天守閣は、1960年に復興されたものです。

 

今回のサイクリングルート

  • 横浜から16号線を通って南下し、朝比奈峠を経由して鶴岡八幡宮へ
  • 鶴岡八幡宮から若宮大路で由比ヶ浜に出て、後は海沿いの道をひたすら西に進んで小田原へ

 

小田原城を見に、まだ暗い早朝に横浜を出発

Googleのナビだと片道4時間半ですが、寄り道しながらだと6時間はかかるだろうと思い、横浜を午前3時頃に出発しました。

鶴岡八幡宮に5時前に到着し、茅ヶ崎で日の出を見て、9時頃に小田原城に到着する予定です。

横浜を出発した時は午前3時だったので、辺りは真っ暗でした。

 

深夜でも横浜から関内辺りまでは人出がありましたが、そこを過ぎるとクルマも人もあまり見かけなくなります。

国道16号沿いは、ほぼ平坦な道が続くのですが、金沢区に入ると能見台まで少しだけ坂があって少々しんどかったです。

 

予定では4時30分前に朝比奈峠に到着でしたが、実際に着いた時は5時10分を過ぎてました。

 

横浜周辺は5時頃になればクルマや人出がありますが、朝比奈は車がほとんど走ってませんでした。

ときどき後方から来る車に気を付けながら坂を上って行きました。

 

朝比奈峠は、峠と呼ばれる割には小さいですが、自転車だと信じられないくらいしんどかったです。

普段は車やバイクで通る道ですが、こんなに距離あったかと思うほど長く感じました。

結局、途中から自転車を押して峠を越えることになり、今振り返ると一番の難所がここだったような気がします。

坂を上り切ったものの、疲れ果てて本気で中止しようかと思いました。

今思えば、このルートでなく、逗子を経由して行けば良かった気がします。

 

鶴岡八幡宮を5時半に出発

結局、5時に到着予定だった鶴岡八幡宮には、30分オーバーの5時半に着きました。

予定より遅れはしましたが、朝比奈峠で苦労した割に早く着いたと思います。

 

由比ヶ浜海岸には5時35分に到着しました。この日の日の出は、6時4分です。日の出前ですが、サーフィンしてる人がたくさんいます。犬を散歩させてる人も多く見かけました。

 

稲村ヶ崎には、5時45分に到着しました。この時間になると通勤の車も多くなります。

出発する直前の天気予報は晴れでしたが、実際には曇ってました。空気が比較的乾燥してたので伊豆半島がよく見えました。

 

昼間はアジア人で賑わう鎌倉高校前の踏切も、早朝は通勤途中の人しかいませんでした。

 

片瀬海岸で日の出

江の島に着いた時に、ちょうど日の出時刻だったので、江の島に立ち寄って日の出を見ることにしました。雲でなかなか見えなかったので先を急ぐことにしました。

 

せっかくなので、湘南海岸サイクリングロードを走りました。この辺では、仕事前にサーフィンをする人が多いです。

 

江の島から小田原までは30キロ以上ありますが、きつい坂がほとんどないのでサイクリングに最適です。横浜ではまだ少ない自転車レーンの表示があります。

 

時速20キロで7キロ走ると、食パン1枚くらいのカロリーを消費できるそうです。

ママチャリでもしっかりこげば30キロ近く出ますし、少し意識するだけでも時速20キロは出ます。あとはそれを維持するだけですが、この辺りの道はもってこいだと思います。頑張ってみましたが1キロすら無理でした。

 

6時45分にサザンビーチに到着しました。

 

有名な烏帽子岩です。

 

湘南大橋の歴史

サザンビーチからしばらく走ると湘南大橋があります。湘南大橋からは富士山が見えます。

 

湘南大橋の碑

湘南海岸地域は日本の代表的な海浜レクリエーション地域であると共に、温暖で良好な環境に恵まれた住宅地として知られていますが、昭和の初めごろまでは何の変哲もない砂丘地域でした。

昭和六年、県はこの地域の発展のために、藤沢市片瀬から大磯町に至海岸沿いに湘南遊歩道路の建設を始め、昭和十一年秋、この事業最大の工事であった湘南大橋を完成させました。

湘南大橋はその後半世紀もの間、東海道筋の重要な交通路としての役割を果たしてきましたが、老朽化のためこのたび架け替えを行いました。

新しい湘南大橋は「人と人とのふれあい」をモチーフに設計し、幅の広い歩道と親柱やバルコニーの紋章に「ふれあい」の空間を表現しました。

 

花水橋から眺めた川です。この辺りまで来ると街ものんびりした雰囲気があります。

 

大磯・延台寺・鴫立庵

大磯に入り、少し休憩をとることにしました。

ここまでは道路が平たんなので気分良く走れるのですが、長時間サドルに座ってるとお尻が痛くなります。この頃からお尻の痛さとの戦いが始まります。

途中、コンビニに寄るために大磯駅前の方へ行きました。

 

途中で曽我兄弟と縁のある延台寺に立ち寄りました。

この寺院は、虎御前が兄弟を弔うために建立したそうです。

虎御石
曽我十郎の剣難を救った身代り石。また虎御前の成長につれて大きくなったといわれる生石である。江戸時代の東海道名所記に「虎が石とて丸き石あり、よき男のあぐればあがり、あしき男の持つにはあがらずといふ色好みの石なり」とある。この場所におかれていた。

虎御石は普段は見ることができません。

 

途中にあった鴫立庵(しぎたつあん)は、京都の落柿舎、滋賀の無名庵とともに日本三大俳諧道場の一つとされています。

 

太平洋岸自転車道

今回のサイクリングで良かったのが、太平洋岸自転車道です。

太平洋岸自転車道のホームページによれば、千葉県銚子市から神奈川、静岡、愛知、三重、和歌山の太平洋岸を走って和歌山に至る1,400キロの自転車道をいうようです。

 

大磯区間の自転車道は歩行者や自転車のために整備されており、高台からの海の眺めに感動しながら走りました。

海岸線沿いを西湘バイパスが並行して走っています。西湘バイパスは車で何度か走ってますが、横に自転車道があるとは今まで知りませんでした。

自転車道といっても、ウォーキングやランニングしている人もたくさんいます。

 

この辺りは、鎌倉や逗子よりも富士山が大きく見えます。

 

この時の時刻は8時22分です。朝食を食べてないのを思い出したら、急にお腹が減ってきたのですが、周りにコンビニにしか見当たらず、仕方ないので駅前を目指すことにしました。

8時45分頃に二宮駅入口に着きました。コンビニくらいしか見当たらなかったので立ち去りました。

 

小田原市内に到着

8時55分に小田原市に入りました。

途中の国府津駅にも寄りましたが、駅前は休憩できるようなお店はありませんでした。

 

国府津駅を出て3キロくらい来たら、ヨークマートやマクドナルドがありました。

マクドナルドで朝食にしようと思ったら、松屋の方が空いてたので、結局松屋にしました。松屋は9時50分頃に出ました。

 

松屋を出てさらに進むと、ようやく小田原城の文字が見えました。ここから小田原城まで2キロです。

 

二宮駅と国府津駅の駅前を見て来たので、小田原駅前がかなり発展していて驚きました。

 

まとめ|次回は小田原城へ

横浜から鎌倉経由で小田原駅までの道のりは、朝比奈峠という思わぬ難所こそあったものの、太平洋岸自転車道のおかげで海を眺めながら気持ちよく走ることができました。

次回は、いよいよ小田原城址公園と天守閣からの眺めをレポートします。

 

小田原城から鎌倉へ!六所神社・旧吉田茂邸を経由するママチャリ復路【後編】

 

 

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

コメント Comments

コメント一覧

コメントはありません。

コメントする

トラックバックURL

https://kanagawa.yokohama-lifeplan.com/yokohama-odawarajo/trackback/

関連記事 Relation Entry