釣りの帰りに城ヶ島に寄ってきました。
城ヶ島には釣りで何度か行ってますが、今回は「かながわの景勝50選」の碑が目当てです。
少し前に伊勢佐木町の古本屋で「かながわの景勝50選」という本を購入して以来、ここ最近は碑をまわってます。
かながわの景勝50選は、神奈川県を代表する景勝地として選ばれた50ヵ所をいいます。注意点は、選定時期が古いので、今はそれよりも景勝に優れた場所が県内に結構あることです。そういった事情を踏まえても、城ヶ島に関しては県を代表する海に囲まれた美しい景勝の地だと思います。
三浦市にある城ヶ島は、海に囲まれた美しい自然景観の宝庫です。
城ヶ島と三浦半島をつなぐ城ヶ島大橋からは、海の雄大なパノラマが一望でき、ドライブやフォトスポットとしても人気です。
個人的に相模湾を一望できる展望台や、馬の背洞門、ウミウ展望台からの眺めが気に入ってます。
今回は、かながわの景勝50選を中心に、白秋記念館の周辺も散策しました。
城ヶ島とは?三浦半島の南端にある自然の宝庫
城ヶ島は、神奈川県三浦市の南端に位置する島です。
周囲約4km、面積0.99㎢の神奈川県最大の島で、0.38㎢の江ノ島の2倍以上の大きな島です。
源頼朝が城ヶ島に訪れて以来、景勝地として知られるようになりました。
また、相模の三浦氏の水軍の拠点があった場所としても知られてます。
戦国時代には、後北条氏と安房の里見氏との争いの地にもなりました。
幕末になって地理的・軍事的に重要視されると、島内に砲台が築かれてます。
文学では、北原白秋の城ヶ島の雨が知られています。
白秋は城ヶ島を大変気に入り、城ヶ島大橋の下には白秋記念館が建っています。
海岸は、砂浜もありますが、多くは岩場の地形です。
(南岸のハイキングコース)
展望台からは太平洋、東京湾、房総半島、伊豆半島、富士山を望むことができます。
釣りや磯遊び、バードウォッチングなど自然との触れ合いが楽しめます。
城ヶ島の魅力
- ゴツゴツした岩礁、太平洋や伊豆大島の眺望
- 城ヶ島灯台・安房埼灯台や馬の背洞門などの見どころ
- 釣りや磯遊び、バードウォッチングが楽しめる
(初代灯台)
城ヶ島大橋とは?
城ヶ島大橋は、城ヶ島と三浦半島を結ぶ橋です。
城ヶ島大橋が開通したのは1960年で、それまでは船で行き来してました。
橋から見える絶景や、美しい夕焼けを見に車で訪れる人もたくさんいます。
全長575mの美しい橋は、当時としては大きな橋とされ、橋の建設は大事業だったようです。総事業費7億円の大事業です。
(城ヶ島大橋の上)
城ヶ島大橋からの眺めは良いです。晴れてれば富士山も見えます。
(城ヶ島大橋からの眺め)
2020から無料になりましたが、それまでは橋を渡るのに100円(5・7ナンバー)or 150円(3ナンバー)かかってました。
(島内から見た城ヶ島大橋)
かながわの景勝50選の碑
かながわの景勝50選の碑は、第2駐車場を白秋記念館方面に進んだ左にあります。トイレの近くです。
城ヶ島と大橋の碑の前の道路を進んで右に白秋記念館があります。白秋碑苑の整備された道の先です。
白秋碑苑の通路を進んで行くと大橋の下に出ます。右に白秋記念館、左に白秋記念碑があります。
白秋記念館です。三崎での生活や白秋の作品が展示されてます。三崎の各所に白秋文学コースの案内も設置されてます。
建物の前に建つ白秋の記念碑です。
城ヶ島のアクセス
所在地 | 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島 |
車 | 横横道路衣笠インターチェンジから三浦縦貫道路で林出口から一般道 |
バス | 京急線「三崎口駅」からバス30分 |
駐車場は、ワンデーパスなら一日500円(自動車)です。時間貸しの場合は、1時間200円(以降30分100円)です。バイクは一日のみの1回100円です。
トイレは第1、第2駐車場のいずれにもあります。第3、第4駐車場も近くにトイレがあります。
三崎といえば、まぐろ丼や海鮮定食が有名ですが、道路を突き当りまで行くと定食屋が並んでます。
まとめ
・城ヶ島には「城ヶ島と大橋」としてかながわの景勝50選の碑がある
・北原白秋の記念館・記念碑がある
・城ヶ島大橋ができる1960年前は船で渡っていた
・戦国時代は水軍の拠点があった
・2020年まで橋を渡るのにお金がかかってた(島民無料)
・城ヶ島は都心から日帰りでも楽しめる自然スポット
・写真好き・アウトドア好きにもおすすめ
・ミシュランガイド2つ星
・城ヶ島公園の展望台からの眺めが絶景
・城ヶ島は釣りを楽しむのに最適
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