せっかく横浜から県立あいかわ公園まで自転車で来たので、宮ヶ瀬湖の周辺をサイクリングすることにしました。
一通りあいかわ公園を見学した後、あいかわ公園の北駐車場の前を通って大回りに進み、宮ヶ瀬ダムの上を目指します。
韮尾根トンネルを通ると左に車両通行止めのゲートがあるので、歩いて先まで行ってみると宮ヶ瀬ダムの管理施設に着きます。
ダム下のインクライン山麓駅から、エレベーターやインクラインに乗ることでも管理施設があるダムの上に行くことができます。
再びゲートに戻って宮ケ瀬湖周辺のサイクリングをスタートしましたが、宮ヶ瀬湖は私が思っていたより大変大きく、良い眺めでした。
宮ヶ瀬湖は、東京や横浜からも日帰りできる距離(50~60キロ)にありますし、湖沿いを道路が走ってるので、オートバイのツーリングやスポーツバイクでのサイクリングにはもってこいの場所です。
宮ヶ瀬湖とは
宮ヶ瀬湖は、宮ヶ瀬ダムの建設で出来たダム湖で、北は相模原市、南は清川村、東は愛川町にまたがっています。
湖の周辺をぐるっと回るように道が整備されているので、湖を見ながらツーリング・ロングライドができる人気のスポットです。
宮ヶ瀬湖は、ダム湖百選(65まで)の一つにも選ばれています。ちなみに神奈川は宮ヶ瀬湖と丹沢湖の二つがダム湖百選に選ばれています。
宮ヶ瀬湖周辺は、宮ヶ瀬湖畔エリア、ダムサイト、鳥居原エリアの3つの地区に分かれています。
宮ヶ瀬湖周辺マップ
宮ヶ瀬湖畔エリア、鳥居原エリア、ダムエリア(あいかわ公園)のいずれのエリアにも駐車場が設置されてます。
宮ヶ瀬湖畔エリアには、一番の広さを誇るけやき広場があります。出店や土産店といったショップがあるので、ここでしか買えないお土産を探せます。
ダムサイトエリアには、県立あいかわ公園という大きな公園があり、公園を通って宮ヶ瀬ダムまで行けます。
鳥居原エリアは、湖の西に位置するエリアで、展望台からは虹の大橋や美しい景観を望み見ることができます。
宮ヶ瀬湖周辺の素晴らしい景観
宮ヶ瀬湖の管理事務所を出て、左にすぐある青山トンネルを抜けると湖の迫力がすごかったです。山々も美しいです。
ちなみに道路はこんな感じのを進みます。歩道を歩く人がいないので、最初は歩道を走りましたが途中から幅が狭くなってやめました。草木で通れない区間もあるので、車道を走るのがベターです。
数分かかってダムの施設がだいぶ遠くに見える場所まで来ました。
紅葉が目的で宮ヶ瀬湖まで来たのですが、肝心の紅葉は所々で見れるといった感じで、やはり少し遅かったようです。
紅葉には遅かったかもしれませんが、湖だけでも見る価値はあります。日本一を誇る黒部ダムにも行ったことがありますが、自分の足で来ると感動が違います。
2,300mおきに自転車を止めては写真を撮ってたので、全然進みません。まあ、それくらい素晴らしい景色でした。
道路はデコボコな部分もありますが、のんびりと走るぶんには問題ありません。道路の先ではバイクの人が自撮りしてます。
宮ヶ瀬虹の大橋です。鳥居原園地から見える橋はこの橋のようです。
ヤビツ峠ではなく厚木方面に進みます。ヤビツ峠はヒルクライムで知られている峠ですので、当然行きません。
ヤビツ峠方面は、2021年11月から翌22年の3月まで途中の道路が通行止めとなっていました。
ダムから鳥居原エリアと宮ヶ瀬湖畔エリアを経由してきたのですが、やまびこ大橋を渡ってからの眺めが幻想的で特に良いと感じました。
やまびこ大橋の上からの眺め
やまびこ大橋です。かながわの橋百選に選ばれています。
あと1時間いれば、きれいな夕陽が見れそうですが、予定があるので急ぎます。
橋が湖の上に架かってるので、より自然の美しさを感じられます。
大棚澤橋の上から
写真を撮りまくってたせいで予定よりだいぶ遅れてしまいましたが、何度でも来たくなるような素晴らしい場所でした。
宮ヶ瀬湖へのアクセス
自動車
・厚木ICから 国道129号線 → 国道412号線
・相模原ICから 県道510号線 → 県道513号線 → 国道412号線
バス
・小田急本厚木駅から宮ヶ瀬行きで終点まで
バイク・自転車
厚木から国道412号線または県道54号線であいかわ公園へ
おわりに
12月だったので日が短く、寄り道も多かったせいで、十分な時間が足りませんでした。
素晴らしい景色だったので、今度は季節を変えてまた来ようと思います。
宮ケ瀬湖
- 宮ケ瀬ダムによって形成された湖
- 周囲は山に囲まれ、自然と緑にあふれた景色を見れる
- 3つのエリアに分かれ、見どころも多い
- ダムで観光放流が行われる
- 特に紅葉の時季は多くの観光客が訪れる
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