kanagawa地域情報| 公園&観光おすすめスポット

江島神社で恋愛運アップ!日本三大弁天に数えられるパワースポットを巡る

江島神社で恋愛運アップ!日本三大弁天に数えられるパワースポットを巡る

江の島は、藤沢市の南の海に突き出たように浮かぶ島です。

この島は古くから景勝地として有名なだけでなく、島全体が聖域だったことでも知られています。 風光明媚な江の島はドラマの撮影場所としても使われ、最近ではアジアからの観光客も多く見かけます。

また、島の奥にある稚児ヶ淵は釣り場スポットとして有名で、富士山が見える絶景スポットでもあります。

江島神社は三人の女神さまを祀っている

江の島の奥にある岩屋洞窟は、古くから修行僧の修行の場でした。

江の島の西にある「稚児ヶ淵」と呼ばれる場所は、修行僧と少年の恋物語が名前の由来です。  

江島神社の案内板によれば、欽明天皇が552年に東南の竜穴に宮を建てたのが江島神社の始まりのようです。 欽明天皇は聖徳太子よりも前の時代の天皇なのを考えると、江島の歴史は相当古いといえます。

江島神社では、「奥津宮」「中津宮」「辺津宮」の3姉妹の女神を祀っています。

「江島神社全景絵地図」 「社伝によると、欽明天皇十三年(552年)に、御宇、神宣により詔を島南の竜穴(岩屋洞窟)に建てられ一歳二度の祭祀この時に始まる」とあります。

(神社入口にある江の島名勝図)

 

江の島の観光案内所でパンフレットをもらうと島内を回るのに便利です。  

 

辺津宮

江島神社の赤い鳥居の階段を昇って行くと、一番最初に現れるのが「辺津宮(へつのみや)」になります。

辺津宮は建永元年(1206)に源実朝によって創建され、江の島で一番下に位置していることから下之宮とも呼ばれました。

現在の社殿は、昭和五十一年(1976)に新築されています。  

(辺津宮の鳥居)

 

辺津宮。八角形のお堂「奉安殿」があります。 結びの樹と呼ばれるご神木は、縁結びのパワースポットといわれています。  

 

中津宮

中津宮(なかつのみや)は、仁壽三年(853)に慈覚大師(じかくだいし)によって創建されたといいます。

現在の社殿は平成八年に改修されたもので、昔は上之宮と呼ばれていました。

(中津宮)

 

市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)をお祀っています。 拝殿の天井には花鳥図や彫刻がされていて、参道には石灯篭があります。  

 

奥津宮

奥津宮(おくつのみや)では、三姉妹の長女である多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が祀られています。  

養和二年(1182)に、源頼朝によって奉納されたと伝わる鳥居です。この鳥居の奥に見えているのが奥津宮になります。  

奥津宮は、昔は本宮と呼ばれていました。 拝殿の天井には「八方睨みの亀」が描かれてます。 天保十二年(1841)に社殿は一度焼失しましたが、翌年再建され、昭和五十四年には屋根が修復されました。平成23年に本殿が百七十年ぶりに修復されました。  

 

島内の様子

江の島の島内には、他にも名勝がいくつかあります。

また、島内には様々な花が植えてあるので、散策するだけで気分が良いです。  

 

亀ヶ岡広場は眺めがよく、ここから海や富士山、江の島展望台が見えます。 広場には、売店やベンチもあり、人気のたこせんべいも販売してます。  

写真中央に見えるのが展望台から見た富士山です。空気が乾燥した冬場の方が富士山が見えやすいです。 

 

「山二つ」江の島をちょうど二分する境となっていることから、この場所は山二つと呼ばれてます。  

 

ドラマの撮影場所にもなった「恋人の丘 龍恋の鐘」です。

江の島にいた五頭龍は、日頃から悪行を繰り返していましたが、江の島に降り立った弁財天を見て恋に落ちます。五頭龍は弁財天に求婚するも、断られてしまいます。心を入れ替えた五頭龍は、やがて人々に感謝されるようになり、弁財天とも結ばれて最後は龍口山になる、といった言い伝えがあります。

 

日露戦争勝利の立役者である児玉源太郎を祀ってましたが、江の島のイメージとは少し違う気もします。児玉神社には勝ち運のご利益があります。

 

奥津宮の隣にある龍宮(わだつみのみや)です。

龍宮の案内
『江の島は湧出以来龍の棲む所と言われ、古来より龍神は弁財天信仰と習合し、密接な結びつきから江島縁起を始め多くの伝説が残っている。
「太平記」には時の執権、北条時政が江の島に参籠して子孫の繁栄を祈った時に、龍(大蛇)が現れ三つの鱗を落とせり、時政祈願成就とよろこびその三鱗を授かり家紋となす。
或るは北条貞時が悪夢を見、龍池に赴くと金銅の龍頭を見たと或るは「足利治乱記」には海に夜毎光ありて白龍長さ甘丈許(約六十米)なるが海中より出て、絵島石穴に飛入るを諸人多見之と、謡曲「江ノ島」には天女が龍神と姿を現じて、七難即滅七福即生悪事災難を払ひて諸願成就を宣う御声も新たに聞こえとある。
伝記には多く残されており、この神秘なる趣意を鑑み平成六年九月吉日に当社発祥地たる岩屋洞窟の真上に御鎮座となった。』

 

稚児ヶ淵

江の島の最西端にあるのが稚児ヶ淵です。

稚児ヶ淵からの景勝は、かながわの景勝50選にも選ばれており、この場所からは天気次第ですが富士山が見えます。 また、釣りスポットとしても知られているため、週末は多くの釣り人で賑わいます。  

 

●稚児ヶ淵の由来

 

昔々、鎌倉の建長寺に自休という僧がいた。

自休が、江の島へ百日詣に出かけた際、鎌倉の鶴岡相承院で学問を学んでいる白菊という稚児(少年)に出会う。

自休は、白菊を一目見て恋に落ち、その日から白菊のことが頭から離れず、白菊のいる相承院まで足を運んでは手紙を何度も送った。しかし、白菊の返事はなかった。 白菊に対する思いを募らせる自休に対して、白菊は次第に追い込まれていった。窮した白菊は、江の島に渡り、島の渡し守に「白菊を忍ぶ里の人とはば 思い入り江の島とこたへよ  うきことを 思い入り江の島かげに すてる命は波の下草」と書いた扇子を渡して海に身を投げてしまった。

自休は、白菊の残した扇子を見た後、「白菊の 花のなさけのふかき海に ともに入り江の島ぞうれしき」と言い残して後を追ったのである。

 

大正の頃までは、この地に白菊の碑があったといわれてます。  

「稚児ヶ淵・永瀬覇天朗の句碑」

 

「かながわの景勝50選 江の島稚児ヶ淵」の石碑は、階段を下りた先の岩場の脇にあります。 

 

稚児ヶ淵からの眺めは素晴らしいです。

潮が引いてればこんな感じで歩くことも出来ます。  

 

別の日に訪れた時の写真ですが、満潮の時はこのように岩場の大半が海水の下になります。稚児ヶ淵は、富士山が見える絶景ポイントです。 天気次第で丹沢や伊豆の山々も見えます。  

 

入口には芭蕉の句碑・佐羽淡斉の詩碑・服部南郭の詩碑があります。  

 

稚児ヶ淵の奥に岩屋洞窟があります。  

江島神社へのアクセス

住所 神奈川県藤沢市江の島
アクセス 小田急江ノ島線「江ノ島駅」から徒歩15分~20分  

 

 

江の島内に有料の駐車場が何か所かあります。参考までに「なぎさ駐車場」は、駐車料金は2時間まで620円、その後30分ごとに200円かかりました。  

江の島へはバイクでも何度も行ってますが、少し進んだ左側に無料のバイクスペースと自転車置き場があります。

  

まとめ

・江島神社の神様は三人の女神様

・360度海なので眺めが良い場所が多い

・稚児が淵は釣りスポット

 

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

コメント Comments

コメント一覧

コメントはありません。

コメントする

トラックバックURL

https://kanagawa.yokohama-lifeplan.com/fujisawa-enoshima-jinja/trackback/

関連記事 Relation Entry