頭を良くする目的と運動不足解消で始めた自転車ですが、今回は太平洋岸自転車道を通って小田原城まで行ってみました。
太平洋岸自転車道といっても、一般の道路と変わらない道がほとんどですが、海沿いを走るので眺めが良いところも多く、自転車ならではの景色や体験が楽しめます。
逗子から小田原城まで太平洋岸自転車道を通って行ったのですが、中でも大磯区間の眺めが良かったです。
太平洋岸自転車道とは
太平洋岸自転車道は、千葉県の銚子から和歌山県の加太港までを太平洋沿いに走る、総延長1.400キロの自転車ロードです。
千葉県をスタートに、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県といった六県の太平洋沿岸部を通ります。
太平洋沿岸を通るので、海の景色を楽しみながら自転車で走れます。
神奈川県の太平洋岸自転車道区間は、久里浜港をスタートに国道134号線や1号線を走って湯河原まで続き、そのまま静岡県に達します。
自転車道とはいっても今までの道路に矢羽根が青でペイントされただけのところが多いので、ほとんどの区間は自動車がビュンビュン走る横を自転車で走ることになります。
藤沢から茅ケ崎間には、湘南海岸サイクリングロードといった自転車・歩行者専用道路もありますが、こちらは堆積した砂で滑りやすく、スピードは出しにくいです。ただし、海が目の前なので眺めは良いです。
スピードを出したい人は国道を走り、のんびりサイクリングを楽しみたい人はサイクリングロードを走るのがいいと思います。
太平洋岸自転車ロードのほとんどは一般道路ですが、今回紹介する大磯区間は自転車と歩行者の専用道路となっています。
逗子から太平洋岸自転車道の大磯区間まで
逗子の渚橋から太平洋岸自転車道の大磯港までは、クロスバイクで1時間30分、ロードバイクなら1時間もかからず着きます。
初めて来たときは唐ケ原で右折して大磯駅の方に行ってしまいましたが、鴫立庵を過ぎた次を曲がれば入れます。
大磯区間といっても3キロくらいしかないので、存在すら気付かない人もいます。そもそも国道を走った方が早いです。
藤沢から大磯区間入口までは、ずっと国道134号線を進んで行くだけです。
Googleナビを頼りに進むと、唐ケ原で右折させられることもありますが、唐ケ原も右折せずに直進します。
唐ケ原を直進して数百m進むと西湘バイパスとの分岐になるので、矢羽根をたどって左のルートを進みます。
まっすぐは西湘バイパスなので自転車は進入しないよう矢印に沿って進みます。
西湘バイパスの高架下を通って少し進むと交差点があるので左に曲がります。これを真っすぐ進むと大磯駅前に出てしまいます。
左折して少し進むと右側に自転車道入口が見えてきます。
太平洋岸自転車道の大磯区間の眺め
太平洋岸自転車道の大磯区間入口を上ると西湘バイパスと相模湾が一望できます。高台になってるので相模湾がいつもより絶景に見えます。
国道135号線の方が海の眺めはよいですが、小田原までだと大磯区間が一番です。
西湘バイパスは小田原や箱根に行く際に何度か利用してますが、自転車で遠出するまで横に自転車道があるとは知りませんでした。
自転車道と名は付きますが、自転車よりもジョギングやウォーキングをしている人が多く、自転車は少ないです。
こんな感じの道が3キロほど続きます。
2年前に来た時は吉田茂邸の横を通って城山公園前の通りに出てましたが、令和2年の6月に大磯区間が延伸され、このまま進むことが出来るようになりました。
ここまでで大磯区間は終わりですが、太平洋岸自転車道はこのまま続きます。
太平洋岸自転車道大磯区間は、距離にすると3キロくらいと短いですが、眺めは良いので自転車で近くを通るなら寄ることを勧めます。
逗子から小田原城まで
ここからは今回走った、逗子の渚橋から小田原城までのサイクリング記録になります。
今回は逗子の渚橋をスタート地点とするため横浜を9時頃に出発しました。
逗子の渚橋から小田原城までは片道約47キロの距離で、Googleの所要時間では約3時間です。
コンビニで飲み物を購入して少し休憩した後、渚橋は10時5分に出発しました。
いつもはロードバイクですが、今回は小田原城に上りたいのでクロスバイクで行きました。
天気が曇り空で全体的に眺めが悪いのは残念ですが、ここまで来た以上、気分を切り替えて出発しました。
横須賀から小田原までの区間は眺めが良い場所が多いので、ドライブやサイクリングにはもってこいです。
(由比ヶ浜)
(稲村ヶ崎)
(小動神社からの眺め)
姥島(烏帽子岩)
(相模川)
(金目川)
(酒匂川)
逗子を出発して2時間と少しで小田原に到着しました。週末は毎週のように小田原に行ってましたが、ロードバイクだと1時間30分、クロスバイクだと2時間くらいかかります。ママチャリだと4時間近くかかります。
片道50キロの距離も慣れてしまえば、そこまで遠くに感じなくなります。鶴見辰吾さんなんて月に2,000km走るそうです。
小田原城の南側、報徳二宮神社の近くに駐車場とバイク用の駐輪場がありますが、自転車の駐輪場は見当たりませんでした。仕方ないので自転車を押して敷地内を見学しました。
510円支払うと小田原城の天守閣に上れます。
天守閣では小田原城の歴史資料や美術品等が展示されています。この日は後北条氏三代目の氏康の展示をしてました。
最上階の展望デッキからは、小田原の市街地や相模湾を一望できます。
おわりに
渚橋から小田原城までは、寄り道をしながらだったのでクロスバイクで2時間30分くらいでした。クロスバイクにスタンドをつければ、どこでも停められるので気に入りました。
5,6年前にロードバイクを買いましたが、事故で乗るのを止めたとたん体重が増えました。
これではまずいと思い、コロナの自粛期間を利用して再び乗るようになりました。
その甲斐あって少しずつですが体重が減ってきており、だんだん楽しくなってきました。
自転車の利点は何より膝への負担が軽いことです。それでいてカロリー消費量も高いのでダイエットにおすすめです。
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