葉山しおさい公園は御用邸の隣にある公園です。
しおさい公園がある場所は昭和天皇の皇位継承の地とされており、敷地内には昭和天皇が研究していたものを展示している葉山しおさい博物館もあります。ここは皇室フリークには欠かせない公園となっています。
葉山は海と山といった自然あふれる町ですが、観光名所はあまり多くありません。葉山しおさい公園と葉山しおさい博物館は数少ない葉山の観光名所といえます。
葉山に来たときは毎回、渚橋に立ち寄ります。
途中にある鐙摺(あぶずり)城跡と森戸神社に寄りましたが、なかなか良い眺めでした。ただ、鐙摺城址の方は山頂までの道が雑草で足元が見えない状態でした。
鐙摺城址(旗立山)の上に登る道ですが、雑草で足元が見ません。雑草をかき分けて山頂まで行きました。
葉山に入りました。
あるアンケート調査では、葉山は住んでみて満足度が神奈川で2番目に高いそうです。
源頼朝も褒めたという森戸にある千貫松です。
源頼朝が衣笠城に向かう途中で森戸の浜で休憩した際、松を見て褒めると、和田義盛が「千貫の値ありとて千貫松と呼びて候」と答えたことによります。
鎌倉から葉山しおさい公園までは坂もありますが、比較的ゆるやかな坂です。クロスバイクならさほど問題ではありません。観光にはロードバイクよりクロスバイクが駐車の問題がなくおすすめです。
なんやかんやで葉山しおさい公園に到着しました。
公園といっても有料なので平日はお客さんが少なめです。博物館は無料で見学できます。
葉山しおさい公園の概要
葉山しおさい公園は、葉山御用邸の付属邸跡地に整備された公園で、敷地内には博物館や日本式庭園、滝(噴井の滝)などがあります。
昭和62年(1987)6月3日に開設されたとされ、海側からは葉山の海や伊豆半島などが一望できます。
天気が良ければ富士山も見えるのですが、この日は曇っていて富士山は見えませんでした。
この公園がある場所は、昭和天皇が皇位継承をされた昭和発祥の地といわれています。
園内には様々な植物が植えてあるので、四季折々の景色を楽しむことができます。
開園時間 | 午前8時30分から午後5時まで(入園は午後4時30分まで) |
休園日 | 月曜日・国民の祝日の翌日・年末年始 |
入園料 | 大人300円・小人150円 |
葉山しおさい博物館では、主に葉山周辺の海の生物や昭和天皇が研究された標本などが展示されています。
昭和天皇は生物学者だったので、研究されたヒドロ虫類が展示されています。
タカアシガニといった普段なかなかお目にかかれない生き物の標本も見れます。
葉山しおさい公園・博物館マップ
公園内の様子
葉山しおさい公園では、つつじや紅葉が見れるので季節を変えて楽しめます。
海の近くの道の両脇にはクロマツが植えてあります。
芝生の広場です。一色海岸の砂浜には出れませんが、海が目の前の良い眺めです。
電柱と電線が邪魔です。
潮見亭という茶室があります。
公園内の日本庭園です。後ろの山とマッチしてます。
池には鯉が泳いでます。
噴井(ふけい)の滝です。落差3mの滝で、湧水部が力強く水を噴き上げる井戸型をしていることから名がついたという説があります。
葉山しおさい公園のアクセス
所在地 | 神奈川県三浦郡葉山町一色2123−1 |
駐車場 | あり |
駐輪場 | あり(バイク・自転車) |
電車バス | JR線「逗子駅」または京急線「逗子葉山駅」からバスで「一色海岸」バス停下車 |
おわりに
葉山しおさい公園は駅から遠く、アクセスは良くありませんが、駐車場が無料で利用できます。
また、三浦半島の海沿いのルートは、ツーリングやサイクリングで人気なので、自転車やバイクに乗る人は途中で寄ってみることができます。
まとめ
公園内からは富士山や海が見え、四季折々の植物を楽しめます。
博物館もあり、落ち着いた雰囲気の公園なので、子供よりも大人におすすめの公園です。
一通り見学した後、のんびりと海を見ながら帰りました。
写真は田越川と渚橋です。
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