こども自然公園(大池公園)は子連れに最適!|こども自然公園の散策

自動車免許の更新で二俣川に自転車で行ってきました。

横浜から二俣川までは、運転免許センターの前の坂が少し面倒なだけで、あとは坂もほとんどなく、どちらかといえば走りやすかったです。

免許は更新だけだったので、思ったより早く終わりました。

無事に免許を受け取って建物の外に出たところ、まだ明るかったので帰りに「こども自然公園(大池公園)」に寄りました。

こども自然公園(大池公園)の基本情報

こども自然公園は、横浜市旭区にある横浜市内でも大きな公園です。

地図で見るとかなり大きく見えますが、南と東はゴルフクラブ(南は戸塚カントリー俱楽部、南東は横浜カントリー倶楽部)です。

別名大池公園と呼ばれるのは、公園に大きな池があるためです。

 

公園は桜、紅葉の名所として知られ、季節を通して自然を満喫できます。

園内にはちびっこ動物園、バーベキュー広場などがあり、親子で楽しめる公園です。

 

こども自然公園

  • 開園:1972年
  • 面積:約48ha
  • 施設:万騎が原ちびっこ動物園、野球場、バーベキュー広場、遊具など
  • 駐車場・トイレあり

 

公園のアクセス

所在地 横浜市旭区大池町65-1
交通アクセス 相鉄線「二俣川駅」徒歩15分
相鉄線「南万騎が原駅」徒歩7分

 

 

こども自然公園の駐車場

営業時間 24時間営業 年中無休
駐車料金 2時間まで300円 20分増すごとに50円

 

駐輪場:あり(無料)

 

家族で楽しめるスポット紹介

大池エリア

入口広場(万騎が原小学校)から公園に入ると約6,600㎡の大池があります。

江戸時代中期に作られた歴史ある池で、散策や野鳥観察が楽しめます。

大池の歴史

この池は、古くから「本宿の大池」といわれ二俣川村本宿のため池で、元久二年(1205)六月、畠山重忠公と合戦した北条時政の軍勢が、この池の水で炊き出しをしたと伝えられている。

また、土地の古老の話によると、江戸時代中頃(1700年代)にこの付近の地頭の渡辺氏の命により、百姓六兵衛親子二代にわたり村内五二戸の灌漑池(農業用水)としてつくられたとも伝えられている。

池畔には、弁財天の石祠が祭られており、寛政二年(1790年)二月に建立と刻まれているが、天明二年(1783年)の大飢饉で大勢の人が亡くなったことを供養して建てられたと伝えられている。

また一方では、昔ある男が鴨を撃とうとして誤って池の主の大蛇を殺してしまい祟りを恐れて弁財天を建てたとも伝えられている。

昔からの行事としてこの池では、毎年五月五日に村人が弁天様に「御神酒上げ」をして豊作を祈った。また、旱魃(日照り)になると村人の代表数人が大山の阿夫利(雨降)神社に参拝し、「御神水」を戴いてこの池に注ぎ弁天様に雨が降るように「雨ごい」をした。

このような行事は昭和三三年(1958年)ごろまで行われていた。

そのころまでは、池の周辺や前の道路に桜が植えられ花見などで大変賑わい、こども達は釣りや夏の水泳にと格好の遊びの場となっていた。

現在の池は面積六四六〇平方メートルあり、昭和四七年(1972年)には林とともに保存するため「こども自然公園」として生まれ変わりました。

(大池)

大池ではカモやカメなどの生き物に会えます。

池の周りはお散歩・ベビーカーで散策するのにぴったりです。

 

大池公園近くの休憩所です。1階が休憩所になっており、2階は事務所になってます。トイレもあります。

 

唐箕(とうみ)は穀物を精選する農具です。手回しで風を起こし、穀物に混ざったもみ殻や藁くずを吹き飛ばして、玄米や他の穀物を選別できる道具です。

池の畔にある弁財天です。

<大池弁財天)

 

公園の通路はこんな感じです。

 

ゲンジボタルの生息地

大池の隣に中池もあります。大池より小さいです。

(中池)

中池の近くに教育水田というものがあり、そこに「こども自然公園のゲンジボタル及びその生息地(横浜市指定文化財・天然記念物)」の看板があります。

「こども自然公園は、横浜の中央部の標高60m~90mの起伏に富んだ丘陵地形をうまく生かした約五十haの市内最大級の公園で、江戸時代に造られた大きなため池があり、広く市民に親しまれています。公園には四つの谷戸があり、その西側の谷戸がゲンジボタルの自然発生地となっています。

(以下略)」

ここを進むと水路があり、ソコガゲンジボタルの生息地になっています。

こちらが水路です。ゲンジボタルが自然発生するのは、6月中旬の日没から9時ごろです。

(こども自然公園の水路)

 

広い芝生とピクニックエリア

公園内は広場も多いので、レジャーシートを広げればのんびり過ごせます。

お弁当持参して家族で仲良く食べれば楽しい時間を過ごせます。

 

途中に武相堺道と刻まれた石がありました。

ここは武蔵の二俣川村と相模の中川村の国境の道だったそうです。

 

とりでの森(アスレチック)

とりでの森には小学生向けの遊具があります。

滑り台や吊り橋など体を動かすのにぴったりです。

訪れた当時はコロナの感染防止のため使用が禁止されてました。もちろん現在は遊べます。

 

万騎が原ちびっこ動物園(ふれあい体験)

万騎が原ちびっこ動物園では、モルモットやヤギと触れ合うことができます(時間・曜日に注意)。

動物園は小さな動物が好きな子に大人気です。

ちびっこ動物園は無料の動物園で、事前予約制の小動物ふれあいプログラムも開催されています。

動物展示の時間 ①10:00~11:30
②13:30~14:30
③15:00~16:00
休園日 毎週月曜日

 

桜山と梅林

こども自然公園は約1,000本の桜がある名所で、見晴らしの良い尾根道からのお花見が楽しめます。また、動物園の近くに梅林もあります。

 

最初に訪れた時(2019年)は、桜の伐採工事をしてました。

 

2025年に訪れた時には、伐採は終わってました。

 

動物園の近くに梅林もあります。

 

おすすめの季節・服装・持ち物

・春~秋はおすすめ(夏は虫よけや帽子が必須)

・2月~3月は梅林

・3月~4月は桜山

・6月はゲンジボタル

・水分補給・レジャーシート・お弁当・夏は日傘

高台からの眺めも良いです(階段を上がるのが大変)。

バーベキュー広場です。

 

こども自然公園の野球場です。

 

 

まとめ

・四季折々の花・アスレチック・ピクニックが楽しめる公園

・遊具も動物も自然もあり、親子で楽しめる

・バーベキュー広場、野球場の施設あり

・桜山は桜の季節は花見客でにぎわう

・梅林もある

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