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鎌倉の名所|ミシュラン三つ星の報国寺でお茶を飲みながら竹の静寂を楽しむ

鎌倉の名所|ミシュラン三つ星の報国寺でお茶を飲みながら竹の静寂を楽しむ

鎌倉の竹の寺で知られる「報国寺」に行ってきました。

この報国寺は、ミシュラン・グリーンガイドで3つ星を獲得した寺院です。 ミシュラン・グリーンガイドは、観光地の魅力をランク付けして紹介してますが、3つ星は鎌倉では東慶寺と報国寺の2つしかありません。 

特に裏にある竹の庭が素晴らしく、2000本の孟宗竹を見学できます。 草庵では竹を見ながらお茶を堪能できます。

報国寺の歴史

報国寺は、臨済宗建長寺派の寺院で、建武元年(1334)に天岸慧広によって開山しました。

山号を功臣山、寺号が報国寺です。

報国寺は、開基が足利尊氏の祖父である足利家時となっていますが、報国寺が建立された1334年には家時は死亡しており、実際は上杉重兼といわれています。

 

  • ●功臣山報国寺

     

    宗派 臨済宗建長寺派

  • 建立 建武元年(1334)
  • 開山 天岸慧広
  • 開基 足利家時
 

『足利、上杉両氏の菩提寺として栄えました。 開山は五山文学を代表する天岸慧広(てんがんえこう)〔仏乗禅師(ぶつじょうぜんじ)〕です。仏乗禅師は、中国より招聘された円覚寺の開山・無学祖元(むがくそげん)に師事し、のちに中国へ渡って修行した高僧です。開山自筆と伝えられる『東帰集(とうきしゅう)』や、自ら使用した「天岸」、「慧広」の木印は国の重要文化財で、鎌倉国宝館に保管されています。 孟宗竹の竹林が有名で、竹の寺とも言われています。』

 

報国寺境内

報国寺の山門をくぐると日本的な庭園が現れます。境内に入るのは無料ですが、奥にある竹の庭は有料です。

枯山水の庭やいたるところに生えている苔が和を感じられます。  

 

境内の一角には、無数の供養塔がある場所があって異様な雰囲気です。 ここにある塔は、新田義貞が稲村ケ崎を越えて鎌倉攻めの戦闘をした際に、戦死した北条軍と新田軍の兵を供養するための塔といわれています。

化粧坂から鎌倉入りしようとした新田義貞は、北条軍の反撃にあって突破できず、稲村ケ崎から鎌倉入りしました。

 

報国寺の鐘楼です。ミシュラン三ツ星とあって日本人より外国人のほうが多かったです。  

 

報国寺の本堂です。左にある受付から竹の庭入口へ行けます。  

 

本堂横の「迦葉堂(かしょうどう)」では、日曜日の午前中に座禅会が開かれています。  

竹の庭

受付で400円を払って竹の庭を見学できます。奥に進むと2000本といわれる孟宗竹を堪能できます。  

孟宗竹は、中国の呉に仕えた孟宗が語源といわれています。

母親思いの孟宗が、母親の好物であるタケノコを取れないか悩んでいると、庭からタケノコが生えてきたといいます。このことから長い竹を孟宗竹と呼ぶようになったそうです。

 

10メートルは超えているのではと思うほどの高さです。   竹の庭を奥に歩いて行った先に草庵があります。物語に出てきそうな雰囲気です。

 

受付で事前にお金を払うことで、お菓子と抹茶を味わえます。

 

報国寺の抹茶

抹茶はお菓子付きで500円(2025年600円)でした。こういうところで抹茶を飲む機会はそうないので良い経験ができました。  

 

報国寺の竹と抹茶

抹茶を飲みながら竹の庭は別世界にいるようでした。

 

庭に苔が豊富に生えています。報国寺は苔の寺でもありました。  

 

立入禁止の先のやぐらには、足利家時のお墓があるそうです。やぐらは鎌倉周辺でよく見られる岩に開いた穴です。やぐらには墓や供養塔が置かれます。

 

裏庭に枯山水の庭があります。そこに植えてあったのが山茱萸(さんしゆう)の木です。

 

 

報国寺

  • 拝観時間9:00~16:00
  • 拝観料無料・竹の庭400円・抹茶600円

2019年追記 2019年は竹の庭300円、2024年では400円)

 

報国寺へのアクセス

所在地 神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目7−4
アクセス 鎌倉駅東口からバスに乗り、「浄明寺」バス停で下車して徒歩2分

報国寺は、滑川にかかる華の橋をわたった先にあります。

寺院入口前に駐車場がありますが、3台ほどしか停められません。 

自転車やバイクの無料駐輪場もあります。  

報国寺のまとめ

・報国寺は足利家と上杉家の菩提寺。

・ミシュラン・グリーンガイドで三つ星を獲得。

・別名竹の寺と呼ばれており、竹の庭では約2000本の孟宗竹が見られる。

・駐車場が3台くらいしかない。

・報国寺の前に無料の駐輪場と駐輪場がある。

・竹の庭の拝観料は400円。+600円払えば菓子と抹茶が飲める。  

金沢街道を進んだ先の、青砥橋バス停と泉水橋バス停の間の北側一帯が足利公方邸跡といわれています。尊氏も直義もここから出陣し、尊氏の子の基氏は初代鎌倉公方としてここに移り住んだといわれています。

現在は住宅地になってますが、何気ない街角に、かつての面影を感じられるかもしれません。歴史を胸に、そっと歩いてみてはいかがでしょうか。

 

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