葉山で自然に癒される！「県立葉山公園」で自然と遊ぶ休日

観光地として知られる葉山の中には、落ち着いた時間が流れる場所がありますーーそれが「県立葉山公園」です。

クロマツ林の中を歩けば、潮風に混じって波の音が聞こえ、ベンチに座れば、目の前に相模湾と富士山の景色が広がります。

喧騒を離れて自然と向き合いたいとき、この場所はきっと心を癒してくれるでしょう。

今回はそんな静けさと美しさに満ちた葉山公園を紹介します。

県立葉山公園とは？

県立葉山公園は、その名の通り神奈川県葉山にある都市公園です。

御用邸の隣にある公園で、昔は御用邸付属の馬場だったといわれています。

『御用邸に隣接する葉山公園は、かつては御用邸付属の馬場でした。昭和21年10月に神奈川県に払い下げられ整備し、昭和32年4月に「近隣公園」として開園しました。

相模湾が眼前に広がり、富士山と江ノ島を望む絶好のビューポイントにあり、景勝の地「葉山」に相応しい公園です。クロマツ林のなか芝生が広がり、ハマナスが群生する海辺の公園で、夏は海水浴やマリンスポーツで賑わいますが、秋から春にかけては煌めく相模湾越しに富士山を望む散策の地となります。』

（葉山公園案内図）

隣には御用邸と景勝で有名な長者ヶ崎がありますが、葉山公園も負けず劣らず景勝に優れています。

公園の目の前には相模湾が広がり、天気が良ければ富士山と江ノ島を望めます。

葉山公園の特徴

公園の階段を下りると海岸に出れます。夏は海水浴客やマリンスポーツの人で賑わいますが、駅から遠いこともあって鎌倉や逗子の海岸よりは空いてます。

岩場で磯遊びをしている子供も見かけます。

7月に訪れた時は小さな海の家も設置されていて、ボートの貸し出しもしてました。

都心から車で1時間ちょっとで来ることができ、自然を感じながらゆっくり過ごせる穴場スポットです。

芝生広場や遊具広場もあり、家族連れにも、カップルの散策にもピッタリです。

階段で降りれば大浜海岸、一色海岸と長者ヶ崎海岸の間に位置する葉山公園は、晴れた日には相模湾・富士山・江ノ島・伊豆半島を望めます。

絶好の夕陽スポットなので、写真撮影にもおすすめです。

撮影におすすめの季節と時間

公園はそれほど大きくありませんが、一応子ども向けの遊具もあります。

通路沿いにクロマツが並びます。

このように整備されてるので、散歩をする人もいます。

トイレは管理事務所前にある一か所だけでしたが、比較的きれいでした。

葉山公園に一か所ある休憩スポットです。パーゴラというそうです。この日は夏真っ盛りの7月28日なので日陰は貴重です。

ただ、この日の気温は33度超えだったので暑くて人がいません。

公園の下は大浜海岸です。一色海岸や長者ヶ崎海岸も続いてるので歩いて行けます。

大浜海岸からは、小磯の鼻や洗濯岩も見えました。遠くにはうっすらですが、江の島も見えました。

ここで靴と靴下を抜いて海水に入ってみましたが、冷たくて気持ちよかったです。

トンビ磯の堤防で少しだけ向こうに行けるので、上ってみました。

堤防の先からの眺めです。混雑の少ないのんびりとした場所だというのがお分かり頂けると思います。

戻ろうとした時にあった看板です。どうやらマリンスポーツエリアと海水浴場エリアとに分かれているようです。

葉山公園の前辺りはマリンスポーツエリアとなっており、長者ヶ崎辺りが遊泳エリアとなっています。

所在地	神奈川県三浦郡葉山町下山口
アクセス	JR「逗子駅」または京急線「逗子葉山駅」からバス「葉山公園前」下車

葉山公園は季節と曜日によって駐車場とバイク駐輪場の金額が違います。

公園は24時間ですが、駐車場は8時～18時まで開門となっています。