自転車にも罰則が導入と聞いたので実際に車道で走ってみた|初めての車道ライド体験記(鎌倉〜小田原)

サイクリング

道路法交通法の改正により、令和6(2024)年11月から、ながらスマホや酒気帯び運転が罰則強化および罰則対象となります。

さらに自転車の交通違反に対しては、令和6年5月から2年以内に青切符が導入される予定です。

 

自転車は、軽車両に該当するので、原則として車道を走らなければなりません。

現在は私も含めてほとんどの自転車が歩道を走ってますが、今後青切符が導入されたら車道を走らないと罰則を課せられることになりそうです。

自転車には今後も乗る予定なので、今のうちから自転車で車道を走ることに慣れておこうと思い、自転車で小田原まで行ってみることにしました。

 

自転車のルール

まず、最初に自転車のルールをおさらいしておきます。

  • 自転車は車道を走るのが原則
  • 左側を走り、歩道は例外。仕方なく歩道を走る場合は歩行者優先、または自転車から降りる
  • 飲酒運転・ながらスマホ禁止
  • 夜間はライトを点灯する
  • 信号・交通標識を守る
  • など

 

ちなみに二段階右折というものを知ってますか?

二段階右折は、50㏄の原付バイクなどの場合に、片側3車線以上の交差点で右折する際、交差点に沿って二段階(右折レーンでなく、直進する→90度方向転換して青になったら進む)に分けて右折する方法です。

  • 右折する→まず直進して交差点の向こう側に行く→停止してから右に進む(青になったら直進)

比較的大きな交差点が、二段階右折が必要な交差点に該当します。

現在は歩道と横断歩道を利用してますが、自転車は原則車道なので本来は違反です。

今回のサイクリングでは、二段階右折も挑戦したいと思ってます(結果→よく分からず出来なかった)。

 

今回のルート(鎌倉~小田原)までの概要と見どころ

基本的にはグーグルマップの指示通りに進むので、鎌倉から国道134号線で大磯まで行き、大磯から1号線で小田原という単純なルートを行きます。

 

確認したいこと

  • 海沿いの景色
  • 信号や車の多さ
  • 他の自転車の様子
  • 自転車道の整備など

 

持参したアイテム

  • バッグ(2リットルの水・タオル・ハンカチ・財布)
  • シティサイクル(電動なしのいわゆるママチャリ)

 

出発前の準備

  • サドルを高くして、タイヤの空気をパンパンに入れた
  • サビたチェーンに油(家にあったやつ)をさした

 

朝9時に鎌倉を出発

鎌倉は朝9時に出発しました。この日の天気は快晴でした。

滑川の交差点を小田原方面に進むと、自転車でも15分くらいで稲村ケ崎に着きます。

稲村ヶ崎から江ノ島までの道路は狭いです。クルマもすれすれで自転車を追い抜いていきます。

一応、道路には自転車レーンの青いペイントがありますが、車道を自転車で走ることに慣れていないと少し怖いです。今まで歩道を走っていた自転車の人が、青切符導入して車道を走るようになるとは思えません。

車道を安心して自転車で走れるようにしなければ、青切符だけ導入しても住民から反発が起きるだろうなと思いながら走ります。

鎌倉~江ノ島

  • 道路が狭い
  • 渋滞がひどい
  • すれすれをクルマがすり抜けていく
  • レンタルサイクルは歩道を走っていた

 

江ノ島を過ぎると片側二車線になり、40キロだった速度制限は60キロになりますが、自転車で車道を走っていて、クルマがとても60キロ以下で走ってるとは思えません。

80キロ以上、へたすれば100キロで走っているクルマも多く、自転車との距離が十分でないクルマもたくさん走ってます。

江ノ島から平塚(国道134号線)

  • 片側二車線になる
  • 比較的走りやすい
  • 交通量が多い
  • ほとんどのクルマが60キロ以上(80キロ以上)で走っていく
  • 慣れないと自転車では怖い

 

唐ヶ原という交差点を右折するときに横断歩道を走りました。そこから国道1号線に出て、あとは小田原まで行きました。

国道1号線を走っていた時に見えた富士山です。写真を撮るために反対側に渡っています。左には大磯城山公園の吉田茂邸があります。

この付近では、ロードバイクやクロスバイクもたくさん見ました。この付近ではママチャリでも車道を走る人がいました(鎌倉・横浜はほとんどいない)。

湘南大橋では海が見えましたが、それ以外では海の近くを走る割に海の景色がありません。ただ、自転車を下りれば海まで数分です。

 

高台になっているような場所なら、海が見えることもあります。

平塚~小田原

  • 海が近い割に海の景色が少ない
  • 自転車でも比較的走りやすい
  • 車道を走っている住民が多い
  • 高台から海が見えることがある
  • スポーツ自転車が多い

 

鎌倉から自転車で4時間ほどで到着しました。

小田原まで来るとスポーツ自転車で走る人をよく見かけるようになりました。

 

小田原に着いたのが昼過ぎだったので、ゴーゴーカレーでランチにしました。東京に住んでいた頃は時々食べてましたが、ゴーゴーカレーは三浦半島には店がないので久しぶりでした。

ゴーゴーカレーの特徴

  • カレーのルーはドロッとして濃厚
  • ステンレス製の皿に盛られている
  • 千切りキャベツが添えられている
  • フォークもしくは先割れスプーンで食べる
  • カレーの上にカツが乗っていて、ソースがかかっている

ルーが甘めなので、ココイチのカレーに慣れた人だと好みが分かれそうですが、私は好きです。

 

稲村ヶ崎で夕陽を見学

暗くなる前に家に戻りたかったので、カレーを食べたら直ぐ帰りました。

平塚からおしりが痛くて座ってられないほどでした。

さらに夕方の134号線は往路以上にクルマがスピードを出して追い抜かれました。そして、江ノ島が近づくにつれて渋滞になり、江ノ島を過ぎた辺りからすごい渋滞でした。

 

稲村ケ崎に着いた頃は日没の時間帯前だったので、人がたくさん集まってました。

休憩を兼ねて夕陽を見ることにしました。

全体的に雲が出ていますが、いつ見ても夕日は美しいです。

大渋滞の道路を走って18時前には鶴岡八幡宮に戻ってこれました。

 

実際に自転車で車道を走ってみて

・今まで歩道を走っていた人が急に車道を走るのは無理があると感じた

・自転車の車道通行は慣れが必要

・慣れればそれほど怖くなくなった

・路駐をしてるクルマがあると進むのが大変だった

・バスが停車してたら待った方がいいかも

・走る道路によって難易度が違う(初心者は交通量が少ない道路で練習するとよい)

 

まとめ

・令和6年5月から2年以内に青切符が導入される予定

・将来的に自転車も車道を走ることになる(子供・高齢者除く)

・交通量が多い道路を自転車で走るのは最初は怖かった

・罰則導入前から練習しておくと安心(練習すれば安心して走れる)

・道路交通法のルールの確認を!

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